2017年を振り返る No,3
★300型引退
新型特急リバティ運転開始に伴い、300型が引退となりました。
300型は1800系からの改造車で構成されていて、1973年製造ですので今年で34年目でした。
300型の定期運用は、平日の夜運転される特急きりふり号(浅草~春日部・南栗橋)のみでしたが、多客期には臨時特急きりふり号・ゆのさと号として走ることもあり、私鉄唯一の夜行列車である特急尾瀬夜行、スノーパル2355にも充当されていました。毎年7月には都内の中学校の集約臨時列車として走ることもありました。
今春導入された特急リバティにより、平日夜の特急きりふり号がスカイツリーライナーで実質的な置き換えとなりました。
多客期の臨時特急きりふり号と夜行列車、夏の集約臨時列車は、300型の短編成バージョンである350型による置き換え。
多客期の臨時特急ゆのさと号は、実質的に廃止となりました。
<廃車回送日・廃車編成>
2017/04/19 302F
2017/04/27 301F
302F 臨時特急きりふり号が6両編成の300型で運転されるのは、GW、お盆、紅葉シーズン、年末年始が中心でした。
302F 臨時特急ゆのさと号
301F 夏の中学校集約臨時列車をはじめ、団体輸送での活躍も目立ちました。
301F 平日の特急きりふり号は、回送電車として走っている時間の方が長い特徴的な運用でした。
○北春日部→浅草→→春日部→北春日部→浅草→→南栗橋→北春日部△
301F 末期は年に1度となっていた伊勢崎線走行。
もし今後リバティが増備されるとなれば、300型の生き残りとも言える350型の存続も危ぶまれます。
6両編成で走る姿はもう見れませんが、4両編成の350型ならまだまだ毎日走っていますので、今のうちなのかもしれませんね。