2017年を振り返る No,5
★新型特急リバティ出発進行!
東武鉄道の新型特急500系リバティが、2017年4月21日ダイヤ改正から営業運転を始めました。
100系スペーシア以来、26年ぶりの新型特急車両で、3両編成を基本として、3両編成を2本つないだ6両編成でも運行が可能です。
これまで出来なかった、特急列車の行先2層構造が実現し、3両は日光方面へ、3両は鬼怒川方面へ。あるいは、3両は館林方面へという運用が可能なのが特徴です。
また、特急列車としては2006年ダイヤ改正で廃止となった野岩線・会津線乗り入れが11年ぶりに復活し、浅草~会津田島を結ぶリバティ会津も特徴的です。
夕方~夜にかけては、スカイツリーライン・アーバンパークラインでライナーとしての運行も行います。
ダイヤ改正で新たに、スカイツリーライナー、アーバンパークライナーが新設され、こちらも行先が2層構造となっており、3両は大宮へ、3両は野田市へ。
浅草から、日光・鬼怒川・会津のほか、館林・大宮・野田というフレキシブルな運用が組まれています。
そしてこれらの、特急の会津方面への再進出で6050系が、夜のライナー新設で300型が引退となりました。また、100系スペーシアの運用が1減となりました。
今後の事業計画では、500系リバティの増備も計画されているようで、350型の存続が危ぶまれます。
501F 営業開始1ヶ月前ごろから試乗会が始まりました。
試乗会は主に北千住~春日部を1日に2往復していました
502F 営業運転開始後も夜しか走らない伊勢崎線で日中の試運転
504F 営業運転では夜のライナーでのみ野田線へ直通
505F 営業運転開始後の入線実績は1度もない春日部8番線へ試運転で入線
506F リバティ運転開始と同時に廃止となった区間快速の追い抜き
507F 特急車両が特急車両に追い抜かれます
508F 6両で運転されるアーバンパークライナー1号